01「えんどう豆プロテインは完璧」ではありません
えんどう豆プロテインは、消化のしやすさやアレルギーの少なさから注目されていますが、栄養面で「完璧」というわけではありません。
今日は、その正直なところからお話しします。デメリットを知ったうえで選ぶことが、後悔のない選択につながります(TBH)。
02 アミノ酸スコアと、それでも選ばれる理由(B/C)
アミノ酸スコアは、実は100点ではない
タンパク質の質を測る指標のひとつに「アミノ酸スコア」があります。9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを示す指標で、100点に近いほど「質の良いタンパク質」とされています。
えんどう豆プロテインは、必須アミノ酸のうち「メチオニン」がやや少ないため、アミノ酸スコアが完全な100にはならないことが知られています。ちなみに大豆由来のソイプロテインはアミノ酸スコア100という特徴があります。
メチオニン不足は、食事で十分に補える
ただし、メチオニンは肉・魚・卵などの食品に豊富に含まれており、日々の食事が極端に偏っていなければ不足の心配はあまりないとされています。
Hug & TreatのHal-cru(ハルクル)やProco(プロコ)は「主食」ではなく「おやつ」という立ち位置です。普段の食事と組み合わせて摂ることが前提なので、メチオニン不足を過度に心配する必要は少ないと考えられます。
それでも、えんどう豆プロテインが選ばれる理由
アミノ酸スコアだけがプロテイン選びの基準ではありません。えんどう豆プロテインには、ほかにも魅力的な特徴があります。
えんどう豆プロテインに含まれるBCAA※1の量は、動物性のホエイプロテインに匹敵するといわれています。また、GI値※2が低く吸収がゆるやかなため、食後の腹持ちが良いと感じる方が多いのも特徴です。
さらに注目したいのが、食欲をコントロールするホルモンへのアプローチです。一般的に、タンパク質を摂取すると空腹感を刺激するホルモン「グレリン」の分泌が抑えられ、同時に満腹感をもたらすホルモンの分泌が促されることが分かっています。えんどう豆プロテインについても、このグレリンの分泌を抑える可能性を示す研究報告があり、「つい食べすぎてしまう」「お腹が空きやすい」という悩みをお持ちの方から注目されています。
一方で、えんどう豆プロテインには特有の青臭さや風味のクセがあり、苦手と感じる方も少なくありません。パウダータイプをそのまま溶かすと味が気になる場合があるため、美味しく食べやすい形に加工されたものを選ぶのがポイントになります。
※1 BCAA(分岐鎖アミノ酸)…筋肉のエネルギー源となり、筋肉中のタンパク質分解抑制やカラダづくりにも関わる3つの必須アミノ酸、バリン・ロイシン・イソロイシンの総称。
※2 GI値(グリセミック・インデックス) …食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、食べた後の血糖値の上昇スピードを評価する国際的な指標。
ヨーロッパの動き
ヨーロッパでは、遺伝子操作ではなく「抽出・精製技術の進化」によって、えんどう豆タンパク質の弱点を補う開発が進んでいます。
実際に、フランスのある企業が開発したえんどう豆タンパク質は、DIAASスコア(消化吸収性を考慮したより精密な栄養指標)で100%を達成し、乳タンパクと同等の栄養価値を持つことが報告されています。
「植物性は栄養面で劣る」というこれまでの通説に、ヨーロッパの安心・安全な技術革新が見直しを迫っている、というのが現在の状況です。
03 今日からできること(ASAP)
えんどう豆プロテインを選ぶときは、栄養面の特徴を理解したうえで、自分の食生活に合わせて取り入れることが大切です。
- 肉・魚・卵など、メチオニンを含む食品を日々の食事でバランスよく摂る
- えんどう豆プロテインは「主食の代わり」ではなく「補う存在」として捉える
- GI値の低さ・満腹感の持続を活かして、間食・腹持ちの良さを重視したいシーンで選ぶ
完璧な栄養素を一つの食品に求めるのではなく、食事全体のバランスの中でえんどう豆プロテインを活かす。それが、栄養面でも安心できる選び方です。
04 選択肢のひとつとして
Proco(プロコ)は、えんどう豆プロテインベースで1袋あたりタンパク質20g以上・食物繊維10g以上を含む「食欲コントロールクッキー」というコンセプトで設計しています。甘いものへの欲求にも応えながら、空腹感と上手につき合うための選択肢としてお届けしています。えんどう豆特有の風味をおいしく食べられるよう、素材の組み合わせと製法に工夫を重ねたクッキーです。
栄養面の特徴を正直にお伝えしたうえで、それでも選んでいただける理由(消化のしやすさ・低アレルゲン・満腹感の持続)を活かした商品です。
- 「腹持ちが良くて、間食にちょうどいいです」(お客様の声)
- 「プロテインドリンクは続かなかったけど、これは続いています」(お客様の声)
※個人の感想です。効果・効能を保証するものではありません。
05 まとめ
この記事のまとめ
- えんどう豆プロテインはメチオニンがやや少なく、アミノ酸スコアは完全な100ではない
- メチオニンは肉・魚・卵などで補えるため、食事全体のバランスが取れていれば大きな問題にはなりにくい
- BCAA含有量はホエイに匹敵し、GI値の低さによる満腹感の持続というメリットがある
- ヨーロッパでは栄養面の弱点を補う抽出・精製技術の進化が進み、植物性タンパク質の評価が見直されている